市販の薬剤を使っての白髪染め!失敗しやすいポイントを教えます

市販の薬剤を使っての白髪染め!失敗しやすいポイントを教えます

髪に色を付けるカラーリング。「20代まではオシャレな髪色に染めてきた」という人でも、30代を超えると「白髪染め」を使う機会が多くなるでしょう。そんなカラーリングは自分で行うこともできますし、美容院やヘアサロンなどでもやってもらえます。しかし自分できれいに染め上げるのは、意外と難しいのです。今回は白髪染めのポイントについて、詳しく解説します。

歳を重ねる度に増える白髪。自分でも染めることは可能

「ある日鏡で、ふと自分の姿を見ますと、頭髪に白いものが混じっていた」。30代以降の年齢になりますと、このような経験をするという方が多くなります。そして40代、50代、60代と年齢を重ねるごとに、どんどん白髪が増えていくのです。

白髪というのは年相応さを現す一方、本当の年齢以上に見えてしまうという「加齢の象徴」とも言えます。自分で白髪を染めてしまおうと考える方も多いでしょう。しかし自分で行う白髪染めは難しく、計画性を持って行いませんと、再度の白髪染めが必要となったり、一部分だけ染まってしまったりといった失敗が発生しやすくなってしまうのです。

白髪染めで起こりやすい・失敗しやすいポイント

ではそんな白髪染めで失敗しやすいポイントを見てみましょう。

白髪染めの量が足らなくなってしまった

ドラッグストアをはじめとした店頭で売っている白髪染めにはいろいろなタイプがあります。染め方の違いや染めるカラーの違い、成分の違いなどがあったりしますが、「内容量」も大きな違いがある場合があります。その内容量の違いというのは、髪全体を染められるタイプのものがあったり、髪の一部を染めるタイプのものがあったりするからです。

白髪染めにはそのような内容量の違いがあるため、自分が求める量のものを購入しませんと、「いざ塗り始めたら、量が足らなかった」という事態が発生することになります。量が不足してしまいますと、染まり方が悪くなってしまったりムラができてしまったりといったことが起こったりします。

自分が塗りたい量や自分の髪の毛の量などをきちんと把握して、白髪染めを選ぶようにしましょう。

白髪染めの塗り方を間違えて、上手く染まらなかった

髪の毛を染めるために使用するカラーリング剤は、大きく分けて「黒髪用ヘアカラー」と「白髪染め用ヘアカラー」といった二種類に分かれます。これらは塗り方に違いがあり、白髪染め用は白髪の多い部分(主に生え際)から塗り始めるといったものになっています。

よく起こる失敗としては、白髪染めの塗り方を知らずに塗ってしまい、白髪の多い部分がうまく染まらないといったものです。そうならないために、同封されている説明書をしっかりと読むのもポイントのひとつです。

服を着たまま白髪染めをして、服を汚してしまった

自分で行う白髪染め剤の多くは、染めた後に洗い流すものになっています。そのため浴室で入浴のついでに白髪染めを行えばこのような失敗は起こりませんが、服を着たまま行いますと、大切な服を汚してしまうといった事態になってしまいます。

特に前開きではない服を着て白髪染めをしてしまいますと、とても大変なことになってしまうので注意しましょう。

放置時間を間違えて理解していた

白髪染めだけでなく髪のカラーリング剤というのは、塗ってから放置しておく時間が必要です。この放置時間に、薬剤が髪の毛にしっかりと浸透します。

この放置時間というのは、「薬剤を必要な部分に塗り終えてからの時間」のことです。これを「塗り始めてからの時間」と勘違いしてしまう場合があります。塗り始めて20分後に「時間が経ったから」と流してしまいますと、薬剤が浸透しきっていないため、色ムラができたり色づきが悪かったりといった事態が発生します。説明書にはしっかりと塗り方や放置時間のことが書いてありますので、読んで理解することがポイントになります。

浴室内が白髪染めで汚れてしまう

白髪染めをシャワーなどで流した時に、薬剤が周りに飛び跳ねて汚れ、汚れが落ちないといったものも、よく起こる失敗ポイントです。白髪染めというのは乾いたところに着いてしまうと落ちにくくなりますので、使用前に浴室全体をシャワーなどで濡らしておくか、飛び跳ねてしまったものは早めに洗い流すことが、浴室をきれいに保つポイントです。

塗り終えた結果、染めたい色にならなかった

市販されている白髪染めは、黒い色にするだけでなく、茶色やブラウンといった色に染めるものも売っています。「パッケージに載っていた髪色にするつもりで塗ってみたところ、違った髪色に仕上がってしまった」というのがよくある失敗のひとつです。

このような失敗が起こる原因のひとつとして「ベースの髪色」が挙げられます。白髪というのはベースの髪色が白色ですので、濃い色で染め上げる必要があります。この濃い色を白髪ではない黒髪の部分にしっかりと塗ってしまいますと、その部分の色がとても濃くなってしまうでしょう。その結果、髪の毛全体で見ますと、思ったような色にならないといったことが発生してしまうのです。

こうならないためには、できるだけ白髪はピンポイントで塗るのがおすすめです。もしも髪全体に塗る場合は、白髪の部分と黒髪の部分で塗る量を調整するのが、失敗しないポイントとなります。

まとめ

市販の白髪染め剤を使用すれば、自分でも白髪染めを行うことができます。ただ失敗しやすいポイントがいくつかありますので、それらに気を付けて行いましょう。説明書きをよく読み、間違った使い方をしないのも成功するポイントのひとつです。

茨城県結城市にありますヘアサロン「Lien」では白髪染めをはじめとしたカラーリングも行っております。自分でやると失敗することもある白髪染めも、当店ならご希望の髪色にきれいに染め上げますので、ぜひご利用ください。